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自分にとって”現在“は、何のためにあるのでしょうか。

僕は、人によってスタートラインが生まれながらに違うこの世の中が嫌いです。嫌いだったから、同じように苦しんでいる人や、これから生まれてくる子供たちのために、工夫を凝らしてきました。そして、それを成し得た先に、明るい未来が自分にも訪れると信じていました。

僕の人生は他人のためにあり、僕の現在は未来のためにあり、未来は僕のためにありました。そして未来の僕はまた、他人のためにあるのでしょう。
そんな考え方をして今まで努力しました。

しかし、実際にはどうなったでしょうか。
正直、今の僕の地点は、1年前と何も変わっていません。無です。僕の哲学を好んでくれる知人も少なくありませんが、それは全て空想論で、言ってる張本人が体現できていないため、説得力も0だと僕自身が1番強く思います。

あれこれやってきて1年以上が経ちましたが、僕がやってきたことで他人のためになったことは1つもなく、むしろ迷惑をかけてばかりの結果です。いわゆる、失敗経験を積み上げる結果となりました。
一方、この過程で得た知識や経験は、僕の血となり肉となっています。つまり主観的にみると、言うまでもなく有意義な挑戦だったと言えます。

初めから成功するわけもないことくらいこの歳になればわかります。何回失敗して挫折しても、続ける先に欲しい結果が待っていると。失敗は成功の基とはよく言ったものです。しかし、社会は失敗を許しませんし、成功まで待ってもくれません。これが現実です。僕はずっと、理想と現実の板挟みにあっているのです。


話を戻しましょう。
”現在(いま)"は、何のためにあるのでしょうか。

僕は、まだ見ぬ未来のために頑張っていました。それは他人のためであり、あくまで自分のためでもあります。
"現在"は、未来のためにあると、強く信じていました。

しかしその結果、理想と現実の板挟みに苦しみ、精神は衰退し、病むようになり、ついには何をやるにも楽しくなくなりました。生きている理由が、わからなくなりました。

『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリによると、私たちは、人間社会という虚構(フィクション)の中を生きているといいます。僕は、高校生の頃から本能的にそのことに気づいていました。
だからこそ、大学に進学することも躊躇ったし、学校の授業にも中々気持ちが入りませんでした。そして、この捻くれた哲学の下に2019年の僕の行動がありました。

振り返ってみると、学業成績はガタ落ち、何も秀でるものもなく実績も持たない、透明な20歳になってしまいました。他人と比べるまでもなく、僕という人間の魅力は皆無です。

何という皮肉!
世の中の本質に気がついてから僕が起こしてきた行動は全て、自分にマイナスな影響を与え続けているではありませんか!

何か間違った考え方をしているか?間違ったことをしてきたか?何度自問自答しても答えは”No, I’m not wrong”です。
何が問題かというと、自分が正しいと思う方向に進んでいるにも関わらず、客観的に見て僕に色はなく、挙げ句の果てに自身で精神を病ませてしまっているという事実です。

後悔はありません。僕はいつでも、自分で自分の哲学に従い正しい方を選択してきました。この先も根本は変わりませんが、1点、変えようとしていることがあります。

未来の自分のためではなく、今の自分のための選択をしようということです。理由は2つあります。
①この状態を続けるのは精神的にマズいから。
②客観的に見た自分より、主観的に見た自分のために生きてみたいから。

自分を最優先に生きていたつもりが、僕はいつの間にか、自分の哲学や信念に囚われていたのだと思います。それに反することは自分の行動として断固拒否してきた生き方でしたが、それは今の自分を最優先していないだけです。優柔不断な僕のことだから、自分を優先することから逃げてきたのでしょう。

他人の評価はさらさら気にしたことのない20年でしたが、灯台下暗しと言いましょうか、自分という他人を切り離すことができずにいたのだと、今になって気がつきました。

《結論》
Q: 自分にとって”現在“は、何のためにあるのでしょうか。
A: 思い出に浸るためでも、未来を夢見るためでもなく、これからは"いま"の自分を満足させるためにあります。

常に自分を満足させるために、これからは理想も現実も切り離しましょう。1度きりの、"自分の"人生です。(もう1人の自分も含め)他人に目を配る余裕もないくらい、いまに溺れるべきです。

さて、この決断でどれだけ多くの人に迷惑がかかったり、嫌われたりすることでしょう。でも気にしてはいけません。というか、何を気にすることがあろうか。既に何万と迷惑をかけてきておいて、今さら罪悪感を感じるのは遅すぎはしないか。都合が良すぎる。1人の体じゃ抱え切れないほどのプレッシャーと、自己嫌悪。マイナス思考は何も生まない。もう終わりにしよう。いっそう、自分に迷惑をかけられた人たちが納得するようなサクセスストーリーを見せつけてやればいい。主役は自分。大丈夫、僕ならどのみち社会の歯車になることなく上手くやれる。いまだけを見ろ。未来は嫌でもやってくる。

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